検診

がん検診の受診控えは進行がんを増やす

新型コロナウイルス感染症が及ぼす胃・大腸がん検診受診意識への影響に関する調査レポート2022

オリンパス株式会社が行った全都道府県別の40~60代男女計14,100人を対象とした調査で、コロナ禍において日本人のがん罹患数1位の大腸がんと3位の胃がんのがん検診を受診したと回答した人の割合は約4割と低く、検診対象世代の約6割が未受診であることが分かりました。次に、未受診者のうち約17%がコロナ禍を理由に受診を控えていることが明らかになりました。厚生労働省は、早期発見のためのがん検診受診を呼び掛けています。がん検診未受診の理由として「自覚症状が無いから」との回答が約46%と最多となりました。しかし胃・大腸がんは早期の段階ではほとんど自覚症状がありません。早期発見・早期治療による「5年生存率」は95%以上と高く、自覚症状の無い段階で定期的にがん検診を受診することが重要です。

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