シミに効果的な内服薬

♢トラネキサム酸(トランサミン250mg、1回1錠、1日2回内服)
トラネキサム酸はメラノサイトを抑制する効果が期待でき、シミを出来にくくしてくれます。また抗炎症作用があるため、慢性の炎症によって生じる色素沈着や肝斑にも有効とされています。

♢ L-システイン(ハイチオール錠80mg、1回1錠、1日2回内服)
L-システインは皮膚のターンオーバーの正常化、代謝の促進、抗酸化作用があります。L-システインは肌のトラブルを減らすために必要です。日々の食事できれいな肌を維持するのに十分な量を摂取するのは難しく、不足になりがちな成分です。

♢アスコルビン酸(シナール配合錠、1回1錠、1日2回内服)
アスコルビン酸はメラニン色素の形成を抑える効果があり、シミを予防する効果が期待できます。また新たに出来るシミだけでなく、既存のシミのメラニンを還元してくれる効果もあるため、シミを薄くしてくれる効果も期待できます。

♢ビタミンB2・B6(ビフロキシン配合錠、1回1錠、1日2回内服)
ビタミンB2は肌のターンオーバーをスムーズに助け、なめらかで弾むような肌を守ってくれます。ビタミンB6がアミノ酸を体内に供給することで、皮膚の新陳代謝が活発になり、ハリやツヤ、潤いのある肌がキープできます。皮脂をコントロールする働きを持っているので、ニキビやテカリにも効果的で す。

♢ビタミンE(ユベラ錠50mg、1回1錠、1日2回内服)
ユベラの持つ代謝の促進作用によって、シミやそばかす、肝斑の改善が可能です。皮膚のターンオーバーが促されます。紫外線などのダメージから皮膚を保護する抗酸化作用もあるため、シミの出来にくい肌へと導きます。