2024年インフルエンザ流行シーズン到来
令和 6 年第 44 週(10 月 28 日~11 月 3 日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点当たり報告数が 1.04(定点数/全国に約 5,000 ヶ所、報告数/5,127)となりました。流行開始の目安としている1.00 を上回ったことから、今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。
すべての年齢の方に注意が必要
現在国内で流行している季節性インフルエンザのウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型と B 型(ビクトリア系統)です。流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なりますが、今年も全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
【基本的な感染対策】
インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」などが有効です。
特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。
【マスクの着用が効果的な場面】
○ 高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関を受診する時や、高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時等は、マスクの着用を推奨します。
○ そのほか、インフルエンザの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。
【予防接種】
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があるとされています。
厚生労働省HPはこちら