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【2026年冬】インフルエンザ・新型コロナ・ノロウイルス|かかったら何日休む?症状・うつる期間・予防のまとめ

今シーズンのインフルエンザは、全国で8月28日に流行入りが発表されました。感染症法が施行された1999年以降で、2番目に早い発表です。群馬県でも、昨シーズンより約1か月早い10月6日に、インフルエンザ注意報が出されました。

これから冬にかけては、インフルエンザや新型コロナ、ノロウイルスによる胃腸炎が増える季節です。この記事では、厚生労働省などの公式情報をもとに、3つの感染症の症状、うつる期間、休む目安、予防のポイントをまとめました。

この記事の内容は、2026年10月時点の厚生労働省・群馬県などの公式情報に基づいています。


まずは一覧で確認

項目 インフルエンザ 新型コロナ
主な症状 急な38℃以上の熱、頭痛、関節や筋肉の痛み、強いだるさ。のどの痛み・鼻水・せきも のどの痛み、鼻水・鼻づまり、発熱、だるさ、筋肉痛など
うつってから発症まで 1〜3日 1〜7日(多くは2〜3日)
人にうつしやすい期間 発症の前日から、発症後3〜7日 発症の2日前から、発症後7〜10日(特に発症後5日間)
休む目安(学校の出席停止) 発症後5日たち、かつ熱が下がって2日(幼児は3日)たつまで 発症後5日たち、かつ症状が軽くなって1日たつまで
ワクチン 65歳以上などは定期接種。12月中旬までに 65歳以上などは定期接種
項目 ノロウイルス(感染性胃腸炎)
主な症状 吐き気、おう吐、下痢、腹痛。熱は軽め。ふつうは1〜2日で治まる
うつってから発症まで 1〜2日(24〜48時間)
人にうつしやすい期間 症状がある間。治った後も、便にウイルスが通常1週間ほど、長いと1か月ほど出る
休む目安(学校) おう吐・下痢がおさまり、体調が戻るまで(日本学校保健会の目安)
ワクチン ありません

インフルエンザ

症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさが、比較的急に現れるのが特徴です。のどの痛み、鼻水、せきもみられます。

何日休めばいい?

  • 学校は、学校保健安全法施行規則で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止と決められています。
  • 大人の出勤には、法律上の決まりはありません。ただし、ウイルスは発症の前日から発症後3〜7日ほど出ます。特に発症後1〜3日は、外出を控えましょう。熱が下がった後も、せきなどが続く間は不織布マスクを着けてください。
  • 厚生労働省は、職場や学校が「治癒証明書」や「陰性証明書」を求めることは望ましくないとしています。提出は必要ありません。

お薬について

抗インフルエンザ薬は、高齢の方など重症化しやすい方で、重症化を防ぐ効果があるとされています。発症から48時間以内に使い始めるのが望ましいとされていますので、熱が出たら早めにご相談ください。


新型コロナ

症状

のどの痛み、鼻水・鼻づまり、発熱、だるさ、筋肉痛などが多くみられます。症状だけでインフルエンザと見分けるのは難しい病気です。のどの痛みが最初の症状になることもよくあります。

何日休めばいい?

  • 学校は、学校保健安全法施行規則で「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」が出席停止です。
  • 大人に法律上の外出制限はありませんが、厚生労働省は次のように勧めています。
    • 発症日を0日目として、5日間は外出を控える。
    • 5日目に症状が続いている場合は、症状が軽くなって24時間ほどたつまで、外出を控えて様子をみる。
    • 発症後10日間は、ウイルスを出している可能性があります。不織布マスクを着け、高齢の方など重症化しやすい方との接触は控えましょう。

高齢の方は特に注意

新型コロナで亡くなる方の多くは、75歳以上の方です。65歳以上の方は、安中市の定期接種(令和9年1月31日まで、自己負担3,000円)を受けられます。


ノロウイルス(感染性胃腸炎)

症状

感染から24〜48時間で、吐き気、おう吐、下痢、腹痛が起こります。熱は軽いことが多く、ふつうは1〜2日で治まります。

ノロウイルスに効く薬はなく、治療は水分の補給などが中心です。乳幼児や高齢の方は、脱水を起こさないよう、水分と栄養をしっかりとりましょう。特に子どもや高齢の方は、吐いたものがのどに詰まることもあるので注意が必要です。

一年中みられますが、特に11月ごろから2月にかけて流行します。

うつり方

  • 患者さんの便やおう吐物に含まれるウイルスが、手などを通して口に入ってうつります。
  • 乾いたおう吐物から舞い上がったウイルスを吸い込んで、うつることもあります。
  • 加熱が不十分な二枚貝(カキなど)や、ウイルスの付いた食品からもうつります。

何日休めばいい?

  • 学校の出席停止に、日数の決まりはありません。日本学校保健会の解説では、下痢・おう吐の症状が軽くなり、全身の状態が良くなれば登校できるとしています。
  • ただし、症状がなくなった後も、便には通常1週間ほど、長いと1か月ほどウイルスが出ます。治った後もしばらくは、トイレの後と食事の前の手洗いを念入りにしてください。

予防のポイント

  • 手洗いは石けんと流水で:アルコールの手指消毒は、石けんと流水の手洗いの代わりにはなりません。補助として使いましょう。
  • 二枚貝はしっかり加熱:中心部を85〜90℃で90秒以上が目安です。
  • おう吐物の片付け
    • 使い捨ての手袋・マスク・エプロンを着けます。
    • ペーパータオルなどで、静かに拭き取ります。
    • 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を薄めた液で拭き、その後に水拭きします。
    • ごみはビニール袋に入れて口を縛ります。
    • 乾く前に手早く片付け、部屋の換気をしてください。

3つに共通する予防

  • 手洗い:外出後や食事の前は、流水と石けんで手を洗いましょう。インフルエンザと新型コロナには、アルコールの手指消毒も有効です。
  • せきエチケット:せきやくしゃみが出るときは、不織布マスクを着けましょう。
  • 換気と湿度:冬も暖房を使いながら換気しましょう。窓を開けるなら、対角線上の2か所を開けると効果的です。部屋の湿度は50〜60%が目安です。
  • 人混みを避ける:流行している時期は、高齢の方や持病のある方は、人混みへの外出を控えましょう。

受診の目安とお願い

次のようなときは、早めに受診してください。

  • 高い熱が続く
  • 息が苦しい
  • 意識がおかしい、呼びかけへの反応が鈍い
  • おう吐や下痢が続いて、水分がとれない

熱やせき、吐き気・下痢などがある方は、来院の前に、まずお電話ください。

インフルエンザを発症したお子さんや未成年の方が自宅で療養するときは、急に走り出すなどの異常な行動に注意が必要です。少なくとも治療を始めてから2日間は、一人にしないようにしてください。


ワクチンのご予約

インフルエンザワクチンは、12月中旬までに接種を終えるのが望ましいとされています。安中市の定期接種(65歳以上の方など)は、令和9年1月31日まで受けられます。

  • インフルエンザワクチンは、受付・お電話・WEBで予約できます。WEBでは「予約の種類」>「インフルエンザ」からお進みください。
  • インフルエンザ以外(新型コロナ・帯状疱疹・肺炎球菌など)は、お電話で予約をお願いします。

対象や自己負担額は、10月号のブログ「秋冬のワクチン早見表」で詳しく紹介しています。https://iwaicc.com/?p=1686


参考にした公式情報

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